アルネヤコブセンのエッグチェア

デンマークのデザイナーである“アルネ・ヤコブセン”が手掛けた「エッグチェア」は、1958年にコペンハーゲンにある、SASロイヤルホテルのためにデザインされた作品です。

エッグチェアの側面から見た時のシルエットが、まるで卵のように見えることから、“エッグ”と名付けられました。

独特のフォルムをしたエッグチェアですが、頭の高さまであるハイバッグの背もたれが、カラダ全体を包み込むように設計されています。
エッグチェアに座ってみると、自分だけの空間が生まれたような感覚になるため、とても落ち着きを感じる座り心地となっています。

もともとエッグチェアは、ホテルのロビーで使用することを目的に作られていますので、一つのテーブルを囲んで他人同士が隣に座ったとしても、一定の隔離が保たれるように作られました。

くつろぎの空間であることが求められるホテルで、アルネ・ヤコブセンは見た目にも美しくプライバシーにも配慮された、快適な時間を過ごすための工夫をエッグチェアのデザインに盛り込んだのです。

ちなみに、2008年に誕生50周年を迎えたエッグチェアは、世界999脚限定にて「リクライニング機能」を加えたアニバーサルモデルも発表されています。

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