ハンスJウェグナーのザ.チェア

1949年にハンス・J・ウェグナーによって誕生した「ザ・チェア」は、1950年にコペンハーゲンで行われた展示会にて発表されました。

現在では、最高傑作として称えられているウェグナーの椅子ですが、当時としては非常にシンプルなデザインであった事から「みにくいアヒルの子」と酷評されていました。

ところが、一人のアメリカ人がウェグナーの椅子に注目し、1960年にはアメリカの大統領であったジョン・F・ケネディが、ザ・チェアに座っている姿がテレビで放送されたことを機に、世界中にザ・チェアが知れ渡ることになりました。

どの角度から見ても美しいザ・チェアですが、その素晴らしさは背面から側面のアームの滑らかな曲線にあり、“フィンガージョイント”と呼ばれる繋ぎ目です。

木材の端部分を、指と指を組み合わせたようにジグザグに加工して接合するフィンガージョイントは、他に類を見ない美しさと称され、まるで模様を描いたかのように、滑らかで美しい木目が生きた仕上がりとなっています。

現在、ウェグナーのザ・チェアは名門PPモブラー工房より、座面が籐(ラタン)で編まれた涼しげなPP501と、高級感のあるレザーを使用したPP503が販売されています。

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