ヌータヤルヴィのピオニシリーズ

ヌータヤルヴィの作品の中で、沢山の人気コレクションを発表したデザイナーのオイヴァ・トイッカですが、彼が生み出した代表作の一つである「ピオニシリーズ」は、ヴィンテージ食器として現在でも大人気です。

1976年に製造されたピオニシリーズは、“シャクヤク”という意味を持っています。
ボタン科に属するシャクヤクの花は「花の相」とも呼ばれており、シャクヤクをモチーフとしたピオニシリーズは、大輪の花を大胆にデザインに取り入れているところが特徴となっています。

ボウルやプレートなど、平面的な製品に描かれたシャクヤクの花も素敵ですが、タンブラーでは立体的なデザインとして描かれているため、まるで横からシャクヤクの花を覗き込んでいるかのような美しさがあります。

また、ピオニシリーズでは、「つぼみ・咲き始め・満開」の3パターンのデザインがありますので、同じシャクヤクの花でも色々な表情を楽しむことができます。

涼しげなガラスに浮かび上がるシャクヤクの花は、初夏に咲き始めるシャクヤクの花が思い浮かびます。見ているだけでも清涼感に包まれ、情緒のある季節感もピオニシリーズの魅力の一つです。

それから、均一に整えられた円状ではなく、ヌータヤルヴィでは手作業で作られていることから歪みを帯びたプレートデザインとなっています。

無機質ではなく温かみを感じる仕上がりが、ピオニの花とマッチし、フィンランドガラスらしい自然な風合いの作品が並びます。

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