ケヴンハウンディースタイルの木製ボード

北欧デザインのルーツであるデンマークをモチーフに誕生した「ケヴンハウンディースタイル」は、デザイン性と機能性を兼ね備えたキッチングッズを展開しています。

ケヴンハウンとはデンマーク語で、首都である“コペンハーゲン”を呼ぶ言葉で、ケヴンハウンディースタイルの「DS」のマークのDは、デンマークを意味しています。

ケヴンハウンディースタイルの製品で人気が高い「木製ボード」は、天然のアカシア材を使用しており、1つ1つに表情が異なる木目模様が美しく、温かみのある濃淡を描いています。

アカシアの木は、他の木と比べて成長が早くエコ材として注目を浴びており、製品にアカシア材を利用することで、貴重な資源である木材を有効に使うことが出来るというメリットに加え、アカシア材は強度が高く衝撃に強いという特長があります。

そして、木製品は熱を伝えにくいため、料理は温かいまま、デザートは冷たいまま保つことができますので、トレイやカッティングボードとして幅広く活用させることが可能です。

サンドイッチ、ピザ、ケーキなど、お皿の代わりに木製ボードを使用するだけで、いつもとは違ったスペシャルな雰囲気が出ますので、パーティーの時に使っても素敵です。

北欧食器で人気のグスタフスベリ

北欧食器で人気が高い「グスタフスベリ」は、1640年にスウェーデンのストックホルム郊外で、レンガの製造工場として建てられたことが始まりです。
1825年に陶磁器メーカーとして設立され、1726年に誕生したロールストランドに並ぶ、ヨーロッパの歴史ある陶磁器メーカーの一つです。

グスタフスベリのデザイナーには、ブランドを代表する「ベルサシリーズ」を生みだした“スティング・リンドベリ”や、スウェーデン現代陶芸の父と呼ばれる“ウィルヘルム・コーゲ”、そして動物モチーフが人気の“リサ・ラーソン”など、グスタフスベリの名作を生みだした数々のデザイナーが在籍していました。

画家であったウィルヘルム・コーゲをクリエイティブディレクターに招き入れたことによって、グスタフスベリはモダンデザインの構築を確立していきました。

ところが、デザインの黄金期と呼ばれる50年代~60年代に最盛期を迎えたグスタフスベリでしたが、70年代から買収を繰り返すようになり、現在は衛生陶器メーカーのグスタフスベリと、テーブルウエアを製造するHPFグスタフスベリ社の2つに分類されています。

現在でも黄金期に生産された食器類は、ビンテージ品として人気があり、グスタフスベリで誕生した名作達は、復刻モデルとして50年以上経過した今でも、そのモダンなデザインが多くの人々を虜にしています。

ヌータヤルヴィのファウナシリーズ

ヴィンテージ食器として人気が高いヌータヤルヴィの「ファウナシリーズ」は、ガラスデザイナーであるオイヴァ・トイッカが発表したシリーズで、1979年~1984年に生産されました。

ファウナ(Fauna)とは、「動物誌」という意味を持ち、鳥、象、シマウマなど、さまざまな動物や人間をモチーフとしたデザインがガラスの表面に施されています。
タンブラー、クリーマー、ボウルなど、形によって表情が全く異なるところがファウナの魅力であり、一期一会の出会いがコレクター心をくすぐります。

ファウナのカラーバリエーションは「クリア・グリーン・ブルー・ブラウン・パープル」の5色で、少しガラスに厚みがあるのが特徴です。

エンボス加工に施された表面は、光の反射によってファンタジックな輝きを放ち、白熱電球の下や太陽の光など、場所を変えるだけでもピンクやネイビーに見える不思議さを持ち合わせているのが魅力です。

現在は、ヴィンテージ品以外にイッタラ社によって復刻モデルが発売されていますが、ヴィンテージ品の方が模様が繊細にあしらわれているため、ガラス細工としての技術の高さを感じることが出来ます。

ヌータヤルヴィのデザイナーとして、数々の名作を残したオイヴァ・トイッカの製品の中でも人気が高いファウナシリーズは、傷や欠けのないキレイな製品は希少価値が高くなります。
そのため、ファウナシリーズの製品で良品に出会った際には、早めに購入することをおすすめします。

ヌータヤルヴィのフローラシリーズ

ヌータヤルヴィで人気の「フローラシリーズ」は、1966年にガラスデザイナーのオイヴァ・トイッカによって発表されたコレクションです。

木や花をモチーフとしたエンボス加工が施されており、ガラスの表面にしっかりと凹凸が刻みこまれたデザインがフローラシリーズの特徴です。

薄いガラスとエンボスによって、立体的な形へと仕上げられているフローラシリーズは、繊細さでありながら芸術性の高いガラスデザインに仕上がっています。
そのため、実用的に使用する他にも、観賞用として飾って置くだけでも楽しむことができるシリーズです。

しかし、残念ながらフローラシリーズの製造は1991年に終了となりました。
2002年には、イッタラ社より復刻版としてフローラシリーズが販売されていますが、パープルやブルー等のカラー製品は、1978年にて生産が終了したままです。

独特の美しさを持つカラー製品は、ヴィンテージ品として人気が高く、コピー品が数多く出回っているので注意しましょう。

ただし、正規品においては企業体系が変化した事から、アラビア社やイッタラ社の名前が使用されていることもありますので、メーカー名が違うからといってコピー品と言う訳ではありませんので、誤解しないようにして下さい。

<ヌータヤルヴィのメーカー名の変化>

・アラビア・ヌータヤルヴィ(1950年~1971年)
・アラビア(1971年~1977年)
・ヌータヤルヴィ(1988年~1990年)
・イッタラ・ヌータヤルヴィ(1988年~1990年)

スウェーデン王室御用達ロールストランド

北欧食器を代表する「ロールストランド」は、1726年にヨハン・ウルフが陶器メーカーとして創立しました。
ロールストランドは、スウェーデン王室御用達窯として誕生し、ヨーロッパでは2番目に古い歴史を持つ伝統あるメーカーです。

ロールストランドの食器は、ノーベル賞授賞式の晩餐会で使用されている事でも有名で、スウェーデン国内では優れた品質が高く評価されています。
2001年より、イッタラグループの傘下となりましたが、現在でもロールストランド製品は変わることのない不動の人気を得ています。

ロールストランド社の製品で、代表的な「モナミシリーズ」はフランス語で“友達・恋人”を意味しています。モナミシリーズのブルーの可愛らしい花模様は、友達や恋人と過ごす時間のように穏やかで温かい空気感を放っています。

その他、「ベルゴラ」や「オスティンディア」、など、白い食器に描かれたブルーの花々が印象的なロールストランド製品ですが、北欧製品でありながらも不思議と和食を盛りつけた時の相性も良いため、日本でもファンが多い大人気の陶器ブランドです。

優しく上品なデザインが多いロールストランドの食器は、季節の料理も美しく見せることができます。

陶磁器メーカーのアラビア社

1873年に誕生した「アラビア(ARABIA)社」は、フィンランドのヘルシンキの郊外であるアラビア地方が由来となっている陶磁器ブランドで、スウェーデン王室御用達窯であったロールストランドによって設立されました。

1916年にアラビア社は独立を果たし、フィンランドを代表する陶磁器メーカーとして人気を博していきました。

1945年には、北欧を代表するデザイナーとして称賛されているカイ・フランクが、アラビア社に迎え入れられ、ビルカー・カイピアイネン、エステリ・トムラ、ウラ・プロコッペ等、アラビア社には数々の名作を世に送り出したデザイナーが在籍していました。

そのため、機能性とデザイン性を兼ね備えた高品質な製品として、アラビア社の製品は現在でも多くの人々に愛されています。

日本でもお馴染みの「ムーミン」のキャラクターを再現したシリーズは、北欧食器のファンだけではなくムーミンファンの方達にも注目され、アラビア社のアンティーク食器と同じように、多くのコレクターが存在しています。

毎日の食卓を彩るテーブルウエアを中心とした作品は、北欧の草花を始めとする自然をモチーフとしたデザインが描かれており、とても美しく可愛らしい製品が並びます。

リサラーソンの動物オブジェ

「リサラーソン」は、スウェーデンを代表する陶芸家の一人です。
リサラーソンは大学を卒業後の1954年に、スウェーデン最大の陶芸制作会社グスタフスベリに入社し、1979年に会社を退社するまでの間、およそ320種類もの作品を生み出しました。

会社を退社後はフリーデザイナーとして活躍し、1992年に「ケラミック・スタジオ・グスタフスベリ社」を設立しました。
現在は、グスタフスベリ時代の人気作品の復刻をメインとしながらも、新作の創作にも積極的に活動しています。

有名な動物シリーズを始めとする、リサラーソンが生み出す可愛らしいオブジェ達は、素朴で温かみのある作品ばかりで、世界中に彼女のコレクターが存在しています。

素朴なキャラクター達を活かした製品も多数発表され、本国スウェーデンのみならず、近年では日本でもリサラーソンへの人気が急上昇しています。

赤い縞模様のコケティッシュな猫のマイキーや、丸いフォルムのライオンLEOは、リサラーソンを代表するキャラクターです。

それぞれのキャラクター達が、皆一様に何とも言えない味わい深い表情を浮かべているため、リサラーソンの作品は、何度見ても飽きることがなく見る度に心が癒されます。

北欧ブランドを代表するマリメッコ

北欧ブランドを代表する「マリメッコ(marimekko)」は、アルミ・ラティアと夫のヴィリアによって創業されました。

1951年に「小さなマリーのためのドレス」という意味で付けられたマリメッコは、アメリカのジャクリーンケネディがマリメッコのドレスを着用していた事で、ブランドの名前が広く知れ渡るようになりました。

1952年に、マリメッコの直営店が始めてオープンしてからは、ヨーロッパを中心に次々と店舗が拡大され、現在では1000以上もの取り扱い店舗が世界中にオープンしています。

デザイナーのマイヤ・イソラが生み出した「ウニッコ(unikko)」と呼ばれるケシの花をモチーフとした大胆な花柄は、色鮮やかでマリメッコのブランドを代表するデザインとして男女ともに大人気です。

1979年にアルミが死去し、フィンランドのアメル・グループに買収された事をきっかけで、マリメッコは一時期ブランドとしての低迷期を迎えることになりましたが、1991年にキルスティ・パーッカネン率いるワーキデアが再び買収し、ブランドの再建が行われました。

その3年後には、見事にヘルシンキ証券取引所にて株式上場を果たしたマリメッコは、フィンランド国内では知らない人がいないほどの企業へ発展しました。

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